こんにちは。
先日、新規のお客様から
『そちらで購入したものではないけれど
エアコンのパイプがボロボロなので綺麗にして欲しい』と電話がありました。
本日がお約束の日だったのでお伺いしてみると
確かにパイプが無残な姿になっています。。。


写真のようにテープ巻き仕上げの場合は
年数の経過とともに太陽の光でこんなふうになっちゃうんですよね。。。
こうなってくるとエアコンの能力も下がってしまうし
そうなると当然電気代も必要以上にかかってしまいます

しかもコチラのお宅の場合、
この配管パイプがある場所は南向きでしかもお家の正面なんです。
@南向き=日がよく当たる
Aお家の正面=たいへん目立つ
という観点から、普通というか一般的な美的センスを持った工事業者なら
取り付け時に【化粧カバー仕上げ】をオススメするべき設置場所なんですよね。。。
ちなみにナルデンではどんな設置場所であっても【化粧カバー仕上げ】をオススメしています!
キレイに仕上がるし、耐久性もアップ


するからです♪
しかしながら、当然【化粧カバー仕上げ】は別料金が発生しますので
お客様に提案したうえでGOサインをもらわないとできません。
もしかしたらこの工事をした業者の人もお客様に提案したけれど、
お客様が予算の問題で『テープ巻きでいいよ』と決断されたのかもしれません。
でも。。。
予算を安く済ませるということは“それ相応(価格相応)である”ということを
お客様は覚悟しないといけないと思いますし、
販売する側はしっかり伝えるべきだと思います。
今回の場合で言うと、
・南向きで太陽がよく当たる場所なのでテープだとすぐにボロボロになってしまうこと
・家の正面という目立つ場所だけにボロボロになってしまうと見栄えが悪いので
数年ごとに配管パイプ手直しの必要があり、その費用がかかってくること
・ボロボロになってしまうとエアコンの能力が下がって、しかも電気代が必要以上にかかること
これらのデメリットをしっかり伝えておけば最初の取付けの時点で
【化粧カバー仕上げ】を選ばれていたような気がします。
ナルデンの場合は当然取り付け前に下見をするので
下見の時点で【化粧カバー仕上げ】を提案させてもらうのですが
場所を見ることもなく販売して、取付け工事は取付け工事業者が請け負っている
しかも値段の安さが第一主義の大型販売店では
こういった工事はよくあることなのかもしれません。。。
お客様からすれば【商品】は最低10年ちかく使うモノだから
工事を伴う商品の場合、【工事】の完成状態も10年近くその状態なわけです。
【工事】が気に入らないとしてもお客様が自分で修正できるはずもないし
何か不具合が起きるまで工事のミスに気づかない場合が多いと思います。
つまりお客様は、工事する人の技術やセンスに任せるしかないんですよね。。。
そう考えると、売る人や工事をする人は、
もっとお客様の立場にたって考えるべきだとあらためて感じさせられました。
残念ながらコチラのお宅の場合、【化粧カバー仕上げ】にやり直すには
エアコンをいったん取外して、取り付けを一からやり直す必要があったので
かなりの予算がかかってくる事をお伝えした結果、テープ巻きで補修することになりました。
お客様が『最初に工事してくれた人が化粧カバーにした方が良いと言ってくれてれば。。。』と
残念がっていらっしゃったのが非常に印象的でした
posted by Ten at 17:09| 和歌山 ☀|
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